日本医療マネジメント学会 第19回熊本支部学術集会
学術集会会長
米満 弘一郎
(医療法人社団寿量会 熊本機能病院 理事長)
平成29年3月18日(土)に、熊本県民交流会館パレア(熊本市水道町)にて第19回日本医療マネジメント学会熊本支部学術集会を開催させていただきます。
4月に発災しました熊本地震から約1年が経過する時期での開催となりますが、いまだ復興の道半ばで、多くの医療機関が地域のために奮闘を続けています。
日本医療マネジメント学会は、クリティカルパス研究会が端緒となり医療全体の様々なマネジメントを研究する学会です。学会発足時より熊本支部学術集会は多くの熱意のある会員の研究発表や議論が行われてきました。今回、私どもが会運営をさせていただくこととなり、災害後の熊本において「新しいチーム医療 すべての答えは現場に」というテーマのもと新しい時代の医療マネジメントを模索したいと考えております。シンポジウムでは、より複雑さを増す地域医療の中で現場が直面する医療倫理の問題を解決するための、チーム医療をワークショップスタイルで企画いたしました。また、熊本の10年後の姿といわれる佐賀県において認知症ケアユニットや短期訪問診療など新しい地域医療を実践されている織田病院理事長織田正道先生の講演や、骨粗しょう症地域連携など熊本での地域包括ケアの新しい取り組みを紹介いただきます。
この学術集会が、現場にあるヒントを皆様とともに学び、新しいチーム医療を創造する一助となればと願っておりますとともに、より多くの方にご参加いただきたいと思います。
最後になりましたが、今回の学術集会開催にあたり、ご協力いただきました皆様方にあつく感謝申し上げます。
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